孤独死物件はどれも同じ経緯を辿って発生している
単身で住んでいる人が亡くなった時に、発見が遅れて亡骸が腐敗したり、体液が散乱した物件が孤独死物件です。
これには住んでいる人がどういった生活をしていたかはおよその想像ができます。
なぜかというとほとんどの孤独死物件がほぼ同じ経緯で発生しているからです。
住んでいる人が単身になった時に必要なのが人と人のつながりで、近所付き合いやゲートボールなどへの参加が好ましいですが、ある一定の年代になるとそんな付き合いも面倒になります。
一度面倒になると家からまったく出ない生活になり、やがてなんらかの疾病や高齢化などが原因で死んでしまい、長らく亡くなったことが誰も気づかない時に孤独死物件となります。
多くの人がキミが悪いなどの理由で嫌がる物件ですが、中には気にしない方もいます。
通常よりも綺麗にリフォームしている、駅から近くて便利、老後に残しておく資金を確保したいなどの理由で孤独死物件を選ぶ方にとってはたくさんの利益があります。
孤独死物件を取り扱える業者は少ないので探し方に注意
孤独死物件を取り扱える業者は少ないので、売却を検討している時には探し方に気を付けなければなりません。
一般的にはその地域に根差した活動を行っている不動産会社に相談して売却を進めるのですが、孤独死物件の場合には事故物件ですから、スムーズに買い手が見つかる可能性は低くなります。
そのため、何らかの工夫をして買い手を探すことになりますが、そのノウハウがないと物件を手放すことができません。
業者が少ないとは言っても、実は事故物件を専門的に取引する会社が存在しますので、上手く見つけられればすぐに現金化できます。
特徴として、事故物件ばかりを手掛けていることや、過去に様々なタイプの事故物件を取引していること、売買が難しいケースでも対処できるようなノウハウがあること等が挙げられます。
もちろん会社によっても内容や対応は異なりますので、良さそうなところが見つかったら詳細を調べて査定依頼をする必要があり、その結果で判断するのが現実的です。